行方不明になった時期
人と接するのは好きだけど、同じ分だけ1人の時間がないとダメな私
20代の頃とかは、遊ぶ計画をするまでは楽しいのに、いざその日が近づいてくると
台風来ないかなーとか中止にならないかなーと割と真剣に願っていた笑
そんな都合よく天候悪化がある事はないし、頑張って出かけるんだけど
バイバイと言って別れた瞬間から廃人になっている事も多かった
週１しかない私の休みに合わせて隔週で希望休を取り会おうとしてくれる当時の彼の好意すら迷惑でしかなかった笑
私の中の束縛（される側）リミッターはすごく容量が少ない
そんな私が結婚した時、
夫の家業に転職する事になりほぼ24時間一緒の生活
自分の時間はもちろんだけど、家族としての時間もほぼない状況だった
廃人を通り越した先、諦めの世界
全てのなぜ？何のために？に蓋をして
結婚したんだから仕方がない、我慢も必要と自分を押し込めて過ごした
そうやって我慢して過ごしていた結婚生活は、あっけなく終わりを迎えるんだけど
自分を押し殺して過ごしていた私は、自分の時間が戻ってきたのに何がしたいのかわからなくなっていた
どこに行っても白い目で見られている感覚
居場所がない
どこに就職してもまた同じ事が繰り返される（と感じる）恐怖
じゃぁ求めてもらえるところに行こう
で決まった秘書のお仕事
ちょっとずつ（アウターの）自分を取り戻して、
興味がある事にチャレンジしたり、会いたい人に会ったり、行きたいところに行ったり
その中でたどり着いたスクールでの学びそして今に繋がる
自分に優しく
今振り返ると無駄な事はなかったなと思うんだけど、あくまでそれは結果論
人ってやりたい事がわからないとこんなにも不安だし絶望するんだと知った
何事も経験だと思うけど、願わくば二度とお目にかかりたくない経験
でもね、世の中のお母さん達ってここまで酷くなくても自分を後回しにしている人が多いと思うの
どこかに行くにしても、子供が楽しめる事を考えてみたり
食べ物にしても、食べたい物ではなく子供とシェアできるかとかで選ぶ
全てが悪いわけではないのよ
家族（子供）の幸せが私の幸せって思えるのは素敵な事だと思う
でも家族（子供）ありきの幸せであるなら、ちょっとでもいいから自分自身を顧みて欲しいな
自分の好きを選ぶ事は全てが家族（子供）を蔑ろにする事じゃない
むしろ挑戦する姿、楽しむ姿を見せる事で家族（子供）が受け取る影響もあると思う
母親だから・妻だからで考えるんじゃなくて
1人の女性として自分を見つめて選択する事があっても良いと思う
家庭のある女性が本当に自分のために使える時間って15分にも満たないんだって
それを聞いた時、頑張りすぎだよって思ったの
もっと力を抜いて自分に優しくして良いんだよ
周りに与えてばかりだと枯渇してしまうから
まずは自分を満たしてみて
そうすると余裕が出来るから
周りに与えるのはそれからでも遅くないよ
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