純粋性

日常

姪っ子のお話

よさこいを観ていつかは自分も踊りたい!と夢を持った姪っ子

よさこいってさ、私が中学生くらいの頃から毎年佐世保でも行われている記憶なんだけど、
身体を動かす事が苦手で、ダンスには恥ずかしさがあって避けていた私
アーケードでよさこいを見ても爆音の音楽にうるさいとしか感じず、
しかも歩行者の通路と観客の場所が同じ上に極狭で邪魔とさえ思っていたんだよね
(だったら開催時に近づかなきゃ良いだけの話なんだけど笑)

身体を動かす事が好きな姪っ子は去年夢を叶えてよさこいに参加することになって
姪っ子のお世話につきっきりな姉夫婦の代わりに
私と母が甥っ子守りをすると言う流れができた

身近になったよさこい
姪っ子が参加しているチームの演舞を観て、姪っ子の成長を感じ
ただただ凄いなと思って観ていた

今年はお友達もチームに参加する事になり張り切っている矢先に
姪っ子は持病の悪化で緊急入院ののちに緊急手術となり夏休みは入院生活となった

緊急手術の後面会に行った時はまだ笑顔があった姪っ子
私の所に来てくれている精霊さんは彼女の元に残ると言いサポート隊となった
その後再手術を受けた姪っ子に会いにいくと笑顔どころか表情が消え、寝返りすらできない状態になっていて、私は言葉を失った
この時も直近で来てくれた精霊さんが残ると言い姪っ子のサポート隊が増えた

退院後は運動は次の検査の結果が出るまでは禁止となり、
今年のよさこいに間に合うのか(踊りを覚える時間と体力的な面で)
本人のみならずみんな心配していたと思う

でもね検査の結果、許可が下りて練習にも復帰して今年も無事によさこいの舞台で演舞ができました

今年のよさこい

おくんちのメイン会場でキッズ部門の審査があると言うことで朝から母と甥っ子を連れて観にいく事に、、、
会場に着いたのはちょうど前の団体が演舞をしている最中だった

観覧席に座り姪っ子のチームの出番を待ち、
演舞が始まると同時に動画を回す
するとね自然と涙が出てきたの

姪っ子が無事にこの舞台に立てたことに対しての涙なのかなって最初は思っていたんだけど
それは最初だけだったみたいで、
続く涙はとても温かく優しく流れていて、
姪っ子に対しての涙だけではなく、
チーム全体の踊ることに対しての純粋さに触れ溢れ出るものだったんだよね

審査員特別賞は参加団体全てにそれぞれ与えられ、それで終わりかと思って観ていたら
最優秀賞の発表があり、姪っ子の所属するチームが受賞!

保護者や演舞している本人たちも別のチーム(去年最優秀賞だったチーム)が受賞すると思っていたらしい

私はそのチームの演舞は見ていないんだけど、
純粋に向き合い放つエネルギーって伝わるんだなってすごく感じたんだよね

そして振り返る

高校時代の部活(吹奏楽)を思い返すと

私たちの1学年上の先輩は人数が少なくて先輩が不在のパートもあった
私たちの学年は経験者も多くて故に上手な子がいる
1学年下も人数が少なく高校から始めた初心者が多い学年だった

私たちが3年になった時、
確かに上手な子はいた
でもね、吹奏楽もマーチングも銀賞止まりだった
(その前の年は金賞だったのに成績下げちゃったんだよね)

翌年、後輩たちは金賞を受賞していた
その時にね顧問の先生と話していたら
”今年の3年生は自分たちは下手だから練習を頑張るって直向きに向き合っていたんだよ”
と言われたの

当時はその意味なんて理解できていなかった
私たちの時だって練習頑張っていたし!って言う自負があったから

でもね、今はそこにも純粋性の違いがあったなって思うんだ

一見仲良さそうにしていても学年の中でさえ上下関係はあったし
パートの事はパートリーダーが、セッションの事はセッションリーダーがって個々が決める感じで、そこに調和はなかった

上手な人が集まれば良い音楽ができるのではなく
みんなが互いの弱点を補いながら作り上げるから良いハーモニーが生まれる
そんな大事な事がすっぽり抜けた学年だったなって思う

過程が大切

結果って後からついてくる

演奏で言うと私は上手ではなかったんだけど、ソロでは金賞を受賞できた事もあったし
合奏では散々怒られていたのに、本番では良かったよ!って指揮の先生から言ってもらえたり(お世辞もあっただろうけど)
いつも出すのに苦労していた高音が本番ではバチっと出たりなんて事はザラだった

だからね周りからは”本番に強いよね”って言われていた

でもさ、出来ないからって練習を投げ出した事はなかったのよ
それこそ毎日コツコツ向き合ってそれでも失敗して、だからまた向き合ってを繰り返したし
本番もみんなが心を1つに良い演奏を!ってまとまったからこそクリアできた所もあると思う
で、金賞っていう結果が残せたっていうね

スクールでも
どう向き合って、どう行うか
今なすべき事を明確にして日々行う
って何度も現象や言葉が変わりつつ学んだんだよね

そしてその時に忘れてはいけない事は純粋性

目標を持つ事は大切
目標があるから、今すべきことが明確になる
そこに向き合い日々粛々と行なっていくとそれが結果となる

でもね、結果ですら通過点に過ぎなくて
結果がでたら終わりではなく新たな目標や行うべきことが現れるんだよね
身体がある私たちはもちろん
魂ですらずっとそれを繰り返して
学び成長しているんだよね

姪っ子のよさこいからの振り返りが長々となってしまったけれど
物質的な世の中において結果を追い求めているなと気づくきっかけになりました
”純粋にコツコツと”を改めて心に刻み日々頑張ろうと思います
(謎に決意表明になる笑)

********
スクールが気になる!話を聞いてみたい!!
と思ってくださった方は
LINE【@804oumql】
または
Instagram【@hikari_ikoi】
までお問い合わせください♡

タイトルとURLをコピーしました